こんにちは。


現在制作中のP47Dを塗装する為に何をどう塗装するのか考えていて、今回はその検証です。


大体、狙いたいのはどんな様子なのか……

正直いってその辺もフワフワ。


しかし、実機を例にしますと⬇これはやり過ぎだと思ってます。
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実戦で使用感のあるリアルな機体を目指したいので⬇こんな様子が妥当でしょうか。
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勿論、⬆この雰囲気を狙うなら単色塗りっ放しでは無く、陰影や汚しで何色も重ねる事になりますから、その相性は知っておきたい所です。




〇何故こんな検証が必要か


・デカールの段差消しを簡単に行いたい等の理由でトップコートはどうしてもラッカーを使いたい。

・陰影やウェザリングの段階で様々な特性の塗料を使うにあたって、ベース色にはそれらが侵すことのできないコーティングをかけておきたい。



・そもそもラッカーコート出来る塗料であればなんでも問題ないのですが、ラッカー塗料で目的の表現が出来そうな塗料が見当たらない為に、そうでない塗料を使いたい。

以上を踏まえて……



アルミ、ジュラルミン等の機体の雰囲気を狙うのに「とりあえず」選んだ塗料は⬇

PORTRAIT~2


左から
●グリーンスタッフワールドの「クロームメタル」
アルコール系、乾燥に1日~1週間で場合によっては1週間たっても指紋が付く。
乾燥後に磨いて効果を上げることが可能だが、この塗料はトップコート非推奨。



●ミスターカラーの「クロームシルバー」
アクリル・ラッカー系塗料。
乾燥は数時間~1日。
磨いて効果を上げる事が可能だが、トップコートは水性等の塗膜を侵さない物に限る?と思われ。



●ミスターカラーの「ガンクローム」
アクリル・ラッカー系塗料。
磨くものでは無い。
特にトップコートに関してのNGはない気がする。


この3種類を検証しました。


▼▼▼
先ずは、何れも希釈無しで吹きっぱなし状態。
コンプレッサー圧は各塗料は粘度が違うので詰まらずに1番細かく吹き付けられる程度に調整。

塗料の出し方やピース、気温湿度で変わる物なので圧の数値は何の参考にもならないでしょうから割愛。

下地は無し。

そして個人的な使用状況を踏まえた感想なので悪しからず。

⬇ガンクローム104
PORTRAIT~2
汚しや陰影で他に使いたいメタリック色の事を考えると、粒子が細かく無いので合わせやすいニュートラルなアルミっぽいメタリックが出せると思いました。

例えばこの縁にダークアイアンや茶系のムラであったり、白っぽくしたい部分を重ねて陰影を付けた時に馴染みやすいのでは?っていう感じ。

スミ入れ塗料やピグメント類も多分そんなに浮かないと思います。


⬇スプーンの上半分にラッカークリアーを吹いた様子。
PORTRAIT~2

若干粒子が立った?ような状況でフレークが際立ってしまいましたが、トップコートに関しての注意が無い塗料なので問題ないレベル。



⬇クロームシルバー211
PORTRAIT~2

下地の色味の違いを知りたかったので、白と黒のスプーンに塗りました。
右が黒ですね。

塗りっ放しですと、先程のガンクロームより粒子が細かいなぁ程度。

磨いて効果を上げる塗料なので⬇左が磨いたもの。
PORTRAIT~2
キッチンペーパーで結構強めに磨きました。

ですが加減が難しく⬇磨けて無い部分との違いがこのように斑に。
PORTRAIT~2

複雑な形状の部分を均等に磨くのは難しいのでは無いでしょうか?

かと言って、磨かなければハッキリ言ってただ粒子が細かいメタリック色なのでわざわざトップコートに気を使うこの塗料を使うメリットは無し。


水性トップコート推奨ですが⬇
PORTRAIT~2
⬆やはりスプーン上半分にラッカークリアーを吹きました。

ただ、塗膜が侵されると粒子が踊って曇る事を事前に知っているので……

クリアーを吹く際は対象にくっ付くと同時に乾くようにかなり砂吹?と言うのか……要するにウェットに吹かないように1度ザラザラに吹き……

それが充分に乾燥してからウェットなツヤ吹きをしました。

⬇それをやればこのように写り込みを維持してラッカーでもやれない事は無いと思いました。
PORTRAIT~2
むしろラッカークリアーの光沢が加わって表面の映り込みは増しました。

⬇ただ少し間違えて吹きすぎると白濁しますね。
PORTRAIT~2

それでも今回欲しい表現をするには充分な光沢は維持しています。

しかし先程申し上げた通り、磨き具合をコントロールする自信は無し。

⬆実際スプーン程度の大きさでも力加減を間違えると傷のような状態が簡単に出来てしまいます。


磨きムラが出来にくくてこの光沢を維持出来るなら、この値段で⬇この鏡面っぷりは最高なんですけどねー
PORTRAIT~2

ただ磨いて様子が変わると言うことは、触れない……
触れないのにトップコートを吹くと様子が変わる……

他の塗料に侵されると言うことはウェザリング出来ない……

使い所が限定されますね。

この上にステッカーを貼って段差消し等はあまり現実的では無さそうですし、他のメタリック色や白系で斑や陰影を付ける為にボカシ塗装を載せても浮いてしまって馴染まないのは目に見えています。



⬇クロームメタル
PORTRAIT~2
吹きっ放しでかなりの写り込み。

この塗料も磨くと鏡面になりますが、それにはかなりの乾燥時間が必要。

今回はそんな鏡みたいな表現が欲しい訳では無いので……

⬇これも上半分にラッカークリアーを吹いてみました。

PORTRAIT~2

この塗料は完全にトップコート非推奨なので、予想通り⬇曇りました。
PORTRAIT~2


この塗料は磨かなくてもある程度のクロームっぷりが得られるのでトップコートは吹かなくても良さげな⬇ミラー等の小さい部品を塗るのには重宝しています。

PORTRAIT~3

⬇トップコートで曇る……と言っても一応はこのレベルの光沢は維持しているので今回の使用状況でも別に気にならないかな?
PORTRAIT~2

ただ、色味がアルミ、ジュラルミンっぽくは無いので全体に使う雰囲気では無く部分的にアリかな?と思いました。



前述の通り鏡面は求めていないので、素直にラッカー系のアルミ色でしっかりシンプルにラッカーコートし、重ねる色味で雰囲気を作った方が懸命かな?って言う結果でしたね。


実機で見られる所々黒光りする様な表現をしたかったのですが……

難しい……



使用状況を限定した私的で偏りのある検証でしたが何かの参考になれば幸いです。




観覧ありがとうございます。



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